「というところだ」
「だいたい〜という程度・状況・内容だ」という意味。
数量を表す語につくときは〜ぐらいと同じ意味になる。
「〜において」
「〜において」は「で」と同じ意味。場所、領域、場面、時間などを明示的に表す。
硬い表現。
この法案の可決は私たちの生活においても大きな影響を与えるだろう。
人生において一番大切なことはなんだと思いますか?
科学の世界において、彼よりも優れている人は他にいないだろう。
「〜おり(に)」
〜とき/〜機会に
「〜おり」じゃ「〜の機会に」という意味。「〜とき」より丁寧に言いたい場合に使う。
お近くにお越しの折はぜひ我が家へいらしゃってください。
状況の折には、ぜひご連絡ください。
この件については今度会った折に話しましょう。
先日うかがった折には大変おせわになりました。
「〜に際して」
「のとき/〜の機会に」という意味があるが、ある特別な事柄に面した時の場面や状況というニュアンスがある。
卒業に際して
出発に際して
留学に際して
「入学、卒業、受験、就職、結婚、開会、引っ越し、旅行、入院、退院、申し込み、購入、注文」などの名詞とそれに関係する動詞が来る。
出発に際していくつが注意事項がございます。
入学に際していくつか学校規則を申し上げます。
「あたって」
「あたって」は「何かを行うときに、ある状態になる前に」という意味。
「際して」は「◯◯するすぐ直前」、「あたって」は「◯◯するのに前もって」という意。しかし全く同じように使う。
新年を迎えるにあたって一言抱負をお願いします。
際しては直前感が強い、あたっては何かする前に前もってすること。
にあって
「において」と同じ表現。通常の会話では「〜で」を使う。主に、ある一定の時や場所にある/いる時に使われる。
鈴木先生はみんなから恐れられている教師であるが、家庭にあっては優しい父親である。
発展途上国にあって厳しい生活を余儀無くされた。
201