みたいだ
「〜ようだ」と同じように使われるが「みたいだ」は会話でよく使われる。
比喩→実際はそうではないけどそのように感じる場合。
春みたいな天気ですね。
彼女は私のお母さんみたいな人です。
この石、ダイヤモンドみたい。
彼女は子供みたいに泣きじゃくった。
推量→その場の状況から話し手が判断。自分の五感(音、匂い、味、触感、見た目)から主観的に判断し、推測する表現。
このアパートは誰も住んでいないみたいだ。
彼は今日、来ないみたいね。
彼女はもう帰っちゃったみたい。
例示
ハニフさんみたいに日本語が話せるようになりたい。
あなたみたいな人大嫌い。
彼みたいな人生は送りたくない。
っぽい
実際はそうではないけどそう感じる時に使う。
彼女は男っぽい性格だ
うちの猫は犬っぽいのよ〜
食べたり見たりした時に感じる気持ちや状態。
このカレー水っぽい(ー)
この服、なんか安っぽいね(ー)
性格を表す時に使う(その傾向がある)
うちの上司は怒りっぽい人なんです。
最近忘れっぽくて認知症か心配になる。
飽きっぽいからどうせジムも続かないだろう。
らしい
典型→いかにもそれらしいときに使われる。
彼は本当に男らしい人ですね。
春らしい天気になりましたね。
私は女性らしい服はあまり好きじゃないの。
伝聞
明日は雪が降るらしい。
→天気予報で明日は雪が降ると言っているのを聞いた時。ーそうだと同じ意味合い。
推量
彼は彼女のことを諦めたらしい。
(ーようだと同じ意味合い)
猫っぽい犬だね。
猫みたいな犬だね。
犬らしくないね。(犬らしいの反対)
参考文献
市川保子 初級の日本語文法と教え方のポイント