名前の「〜という」
聞き手の知らないまたは聞き手と話し手が知らない人を呼ぶ場合に用いられる。
例)
佐々木さんと言う方からお電話がありました。
一般化の「〜という」
というの前の部分で一般化し、それについて判断、説明、評価などを述べるときに使われる。
この場合は話し手も聞き手も知っている事柄。
医者という仕事は責任の伴う仕事だ。
ダイエットというのは無理をしすぎたらいけない
内容の「〜という」
この内容の〜というは「文+という+名詞」の形をとり、名詞にくるものには「内容、説明、連絡、お知らせ、規則、意見、命令」などがくる。
山田さんが仕事を辞めるという話を聞いたのは1ヶ月後だった。
ハワイでは100歳未満はタバコを吸ってはいけない
という法律がある。
まとめ・結論の「〜という」
例1)
林さんは子供の頃、3つの国に住んでいたらしいですよ。
つまり、3ヶ国語話せるということですね。
例2)
もう、この仕事を続けられません。限界です。
つまり、仕事を辞めたいということですね。
参考文献: 市川保子著 「初級日本語文法と教えかたのポイント」
参考サイト: JLPT文法解説:とのことだ ということだ N3